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リストラ!破滅への筆跡 5

新しい会社に出社する当日ボクシングの試合に向かう様に気合いを入れて会社の門を叩いた。新しい会社は大手企業 化学プラント製造部門の請負会社です。凄く業務に対しては厳しく労働災害 製造ミス 飲酒運転等絶対に起こしては行けません。

とは言っても当たり前の事で何処の会社でも同じ様なところだろう。勤務体系が三交代勤務で三交代勤務は初めての経験と言う事もあり少し不安ではありましたがそこは流石大手企業 時間通りにきっちり終わり残業は一回4時間 それが月2.3回程度なのです。絶望的に残業をして来た私には最早それは残業でも何でもありません。年収は50万円程下がりましたがそれでも田舎の中小企業で年収350万円近く貰える企業は中々ないので凄く幸せを感じました。仕事内容も前職の朝2時間位の仕事量を1日かけてダラダラやると言う感じで私的には大手企業の体質に心底驚きました。
会社の草抜きや雑務も仕事の一環として捉えられていて前職では考えられない実態でした。
この会社で一生働きたいと思いましたが本当にこんな楽な会社存続していけるのか少し不安ではありましたが大企業のプロパーや請負会社の先輩達も昔からこうだから大丈夫だ!
と言うので不安に思いながらも日々勤務に勤めて参りました。この会社で生涯全うすると決意し住宅を購入した翌年 世界が驚愕したリーマンショックに見舞われるのです 中小企業が大ダメージを喰らい派遣切りが横行するなか私の会社でも20名の仲間達が請負業務解除でリストラを宣告される。

私の部署はまだそれなりの稼働がありましたが人件費削減で三交代から日勤勤務になり何人かは他部署に移動になりました。

続く。